はじめに:北海道で一条なら、付けない選択はない
前回の記録では、屋根を3.5寸勾配にしたところまで書きました。
▶ 前の記録:【記録No.16】アイキューブで屋根を3.5寸勾配にした話|約79万円は元が取れる?積雪地帯の施主の判断
北海道で一条の家を建てるなら、太陽光パネルと蓄電池を選ばない、という選択はない。これが結論です。
私も太陽光パネルに詳しいわけではないので、営業担当に相談したり、自分で相場を調べたりしてきました。
営業担当が勧めるのには、理由がある
まず大前提として、一条の営業担当は、太陽光パネルを付けても付けなくても、給料にまったく関係ありません。
それでも勧めてくる、ということは、本当に大事なことで、一考の余地があるということ。これは知っておいてほしいです。
▶ 関連記事:一条工務店の営業担当は、高い家を売っても給料が変わらない
まずは一般的な相場を調べてみた
家が建ったあとに、屋根に太陽光パネルを載せる場合の値段を調べてみました。容量は、我が家に載せるのと同じ13kWで想定しています。
太陽光パネルだけの場合(13kW)
| ランク | 1kWあたりの相場 | 13kWの総額の目安 |
|---|---|---|
| 安め(海外メーカーなど) | 約25万円 | 約325万円 |
| 平均的な相場 | 約30万円 | 約390万円 |
| 高め(国内メーカーなど) | 約32万円 | 約416万円 |
蓄電池の相場(工事費込み)
| 容量 | 総額の目安 | こんな家庭向け |
|---|---|---|
| 6.5kWh | 約110万〜140万円 | 初期費用を抑えたい、夜の電気使用が少なめ |
| 7.0〜7.4kWh | 約120万〜160万円 | いちばん標準的なサイズ。選べるメーカーも多い |
| 8.0kWh | 約140万〜180万円 | 少し余裕がほしい、ペットのためにエアコンを24時間つけている |
パネルと蓄電池をセットで買う場合
| 導入するタイミング | 総額の目安 |
|---|---|
| 家が建ってから後付け | 約450万〜500万円 |
| 新築時に一緒に付ける | 約360万〜430万円 |
※2026年9月時点で調べた目安です。地域や業者、メーカーで大きく変わります。
新築時に一緒に付けると、工事の手間が減るぶん安くなります。それにしても、蓄電池が高いんですよね。。
一条の見積もりは、約250万円
では、一条のオリジナル太陽光パネル&蓄電池はいくらか?
我が家の見積もりで、太陽光パネル12.96kW+蓄電池約7kWhで、約250万円でした。
| 総額 | 一条との差 | |
|---|---|---|
| 一条(我が家の見積もり) | 約250万円 | ― |
| 他社・新築時に一緒に付ける | 約360万〜430万円 | 約110万〜180万円高い |
| 他社・家が建ってから後付け | 約450万〜500万円 | 約200万〜250万円高い |
この時点で、価格競争にすらなっていない。圧勝です。
他のハウスメーカーで太陽光パネルの話が出たときに、一条の名前を出すと、すぐに引き下がっていきました。やっぱり一条なんだな、と感じたところです。
なぜ、蓄電池もセットがいいのか
太陽光パネルを入れるなら、蓄電池もセットのほうがいいに決まっています。
なぜか?それは、夜に電気を使うからです。
| 太陽光パネルだけ | 太陽光+蓄電池 | |
|---|---|---|
| 昼に発電した電気 | その場で使う、余りは売る | 使う・売る・ためる |
| 夜の電気 | 電力会社から買う | 昼にためた電気を使える |
| 停電のとき | 日中、発電している間だけ使える | 夜も、ためた電気を使える |
北海道の冬の光熱費は、本当にすごい
北海道は、冬の燃料代が本当にすごいです。一条の家は床暖房も電気で動くので、電気を自分で作ってためられるかどうかで、毎月の光熱費が大きく変わります。
このサイトの試算では、メンテナンス費込みで14〜15年ほどで元が取れる計算です。
▶ 関連記事:一条工務店で建てるなら、北海道民は太陽光パネル&蓄電池セットを入れるべき?(20年の収支シミュレーション)
災害のときにも強い
最近は地震も多いですよね。蓄電池があれば、停電しても冷蔵庫や照明、スマホの充電など、最低限の電気を使い続けられます。
真冬の停電は、北海道では命に関わります。暖房に使える電気が少しでもあるのは、大きな安心です。
※どれくらいの時間、何を動かせるかは、蓄電池の残量や天気、使う家電によって変わります。冬は発電量が少ない日もあるので、「停電してもいつも通り」というわけではありません。
もうひとつの重要な話:一条のパネルは「屋根そのもの」
それから、まだ重要な情報があります!
一条の太陽光パネルは、屋根がパネルになっています。……意味がわからないですよね。
| 一般的な太陽光(屋根に載せる) | 一条の太陽光(屋根一体型) | |
|---|---|---|
| 付け方 | 屋根に穴をあけて、上にパネルを載せる | パネルそのものが屋根になる |
| 屋根への影響 | 固定した穴のまわりから、傷みが進むことがある | 屋根に穴をあけて固定しない |
| パネルを交換するとき | パネル代に加えて、屋根の補修や交換の費用がかかることも | パネルの交換=屋根の交換になる |
一般的な住宅の屋根は金属でできていることが多く、パネルを留めた穴のまわりから傷みが進むことがあります。
一条のパネルも、20〜30年ほどで発電効率が落ちて、いずれ交換が必要になるそうです。ただ、パネル自体が屋根なので、パネルの交換は屋根の交換と同じこと。
載せるタイプの太陽光だと、パネルの交換とは別に、屋根の補修や交換の費用がかかる場合があります。長い目で見ても、一条の屋根一体型はコスパがいいと感じました。
まとめ:記録No.17で起きたこと
- 営業担当は太陽光を勧めても給料が変わらない。だからこそ話を聞く価値がある
- 一般的な相場は、新築時で約360万〜430万円、後付けで約450万〜500万円
- 一条の見積もりは、12.96kW+蓄電池約7kWhで約250万円。価格競争にすらならない
- 蓄電池があれば、夜も停電時も電気を使える
- 一条のパネルは屋根一体型なので、屋根の傷みや補修の心配が少ない
北海道民の方は、太陽光パネルは入れないと損!
次の記録では、さらに家づくりを進めていったところを書いていきます。
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